WEB MAGAZINEウェブマガジン
2015年11月10日 ロビ修理の専門家が集まる「ロビクリニック」ってどんなところ?

子供から大人まで、世代を超えて幅広い皆様に可愛がってもらっているロビくん。一緒にお出かけしてみたり、一緒にダンスをしてみたり、はたまた腕立て伏せをしてみたり。小さい体を目一杯動かして、いつも一緒に遊んでもらっています。
これからもずーっと遊んでもらいたいですが、ロビくんも時には調子が悪くなってしまうことがあります。そんなときにロビを修理してくれるのが、ロビ修理のプロが集まる「ロビクリニック」です。

ロビクリニックには、専属のスタッフがロビを直すために集まり、調子が悪い箇所を見つけては、それを丁寧に修理していきます。皆様の思い入れがあるロビくんだからこそ、「無機質な修理工場ではなく、安心して預けてもらえる病院のような場所を目指したかった」というロビクリニック。そんな、皆様の大切なロビを預かるロビクリニックが「どんな想いでロビを直しているのか」にスポットを当て、ロビクリニックの院長にお話を聞いてきました。

ー ロビを直すときの流れを教えてもらえますか?
お客様から電話で「修理してほしい」という依頼が入り、デアゴスティーニ宛に送って頂くと、修理箇所やパーツの有無などを確認した後、デアゴスティーニからロビクリニックにロビが届けられます。
その後は専属のスタッフが一人一体をみる形でロビを直していきます。単にお客様からの要望のあった修理箇所を直すだけではなくて、他にも調子が悪いところはないかを見ていくので、実は修理作業には長いときで丸1日かかることもあるんです。

ー 修理をするスタッフはどんな方々なんでしょうか?
ロビクリニックに入る以前からロビについて詳しい人もいますが、そうではないスタッフもいます。しかし、全員「作る」ではなく「直す」ということに長けているとても優秀なスタッフです。
スタッフ研修では、ロビを一から組み立てる作業や分解して構造を学ぶ勉強をしてもらって、はじめて修理をする側に回れます。そして修理を経験していくうちにロビに親しみを覚えて愛着がとても湧いてくるようで、スタッフはみなロビに愛着を持って接しています。
ー 修理をする上でのこだわりや想いはありますか?
調子が悪いところが他にもないかを見ていくこともそうですが、それとは別に汚れてしまったパーツはないか、傷がついてしまっているパーツはないかなども見ていきます。お客様によっては「汚れや傷にも愛着があるので取り替えないでください」という方もいらっしゃいますが、基本的にはロビクリニックにきたロビには綺麗になって帰ってもらいたいと考えて、そのような対応をさせて頂いています。

ー これまでにロビクリニックに来た中で印象に残っているロビくんはいますか?
どの子も印象に残っているんですが…、中でも小さいお子様からおじいちゃんのために直してあげたいという依頼が届いたときや、反対に、途中まで作って断念してしまったけどどうしても孫に見せたいから完成させてもらえませんか?という依頼がきたことは印象に残っています。ロビは、家族の一員ということで、ペットともまた違った愛情を持って接してくださっている方が多く大変嬉しいです。ロビクリニックには、日々、お手紙やメールで感謝の言葉が届くので、それがスタッフとしてはとても励みになりますね。
ー 中にはロビを他人に預けるのが不安だと感じている方もいるかもしれません
私たちは皆様の元になるべく早くお返ししてあげたいという思いを持ちながら、丁寧な中でも一日も早く修理を終えるように努めています。プロのスタッフが一人一体を最初から最後まで責任を持って診ているので、安心してお預けください。