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2016年04月13日 「100Robi」プロデューサーにイベントの裏話を聞いてみました!



ロビクラブの皆様こんにちは! 新年度いかがお過ごしでしょうか?

今回は100体のロビによるダンスパフォーマンス「100Robi」の裏側をご紹介したいと思います。ロビクラブの皆様の中には「100Robi」を実際にご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。 100Robiは週刊「ロビ」第三版の刊行を記念して2015年1月に東京・大阪で開催されたイベントで、ロビ100体によるウェーブや点呼、ダンスパフォーマンスなどを披露し、訪れたロビファンを魅了しました。そこで、「100Robi」実行委員会の中心メンバーのお一人、プロデューサー兼 内閣官房 知的財産戦略推進事務局 クールジャパン地域プロデューサーの達山 源市氏(株式会社ゲン)にお話を伺い、100Robiの裏側に迫りました。

ー 100Robiは、どういう経緯で生まれたのでしょうか?

達山氏(以下敬称略):高橋智隆さんとお話をする中で、数年後に控えているオリンピックのためにもロボットの団体演技は可能なのかを検証しようということでスタートしました。映画「アイロボット」や「スターウォーズ」などでも、ロボットが整列しているシーンがありますが、そのようなシーンは実際に可能かということも見てみたいとも思っていましたね。2013年頃に構想がスタートし、企画や準備を行い、2年後の2015年1月20日に丸の内ビルディング1Fのマルキューブにて初めて開催できました。続いて、31日に大阪のグランフロント大阪でも開催しました。「100Robi」というシンプルな名前になったのは、覚えやすい名前にしようという意図がありました。


ー 初めて「100Robi」を披露した際、お客さんの反応はいかがでしたか?

達山:ロボットが100体並んでダンスをするのは世界初の試みでしたが、100体のロビが並んでいる風景とダンスの迫力に、私を含め皆さん圧倒されていたように思います。100体いるというだけで、普段小さなロビにこんなに迫力が出るんだと改めて感じました。私は、ロビの魅力は、技術開発やコミュニケーションデザインによって実現したキャラクター性だと考えていますが、100体並ぶことでそれが増幅されたような感覚がありました。


こちらの動画は当日の様子。高橋さんが「頑張ってね」と声を掛けると、先頭のロビが「了解」と答え、100体のロビが一斉に立ち上がります。そして高橋さんの合図で「前にならえ」をした後、点呼を取ります。途中で自分の番だと気付かなくて顔を見合わせたりと、一つ一つの仕草がとても可愛いです。ロビのキャラクター性と、100体集まったからこそできる表現でした。



ー 本番を成功させるためにも「100Robi」の準備は相当入念に行う必要がありそうですが、実際に一番大変だったことは何ですか?

達山:当たり前のことですが、1体のロビでは簡単なことも、100体分となるととても大変なことなんです。100体のロビを並べたり動きをチェックしたり、場合によってはその場で修理をしたり。どれも一斉にできることではなく、手作業で行う必要がありました。100体分やらないといけないということは単純に作業量が100倍なので、そこが一番大変でしたね。




100Robi準備中の様子。一体一体入念にチェックしています。



ー 途方も無い作業量ですね…。そういえば、いつも会場まではどのようにして大量のロビくんを運搬しているのですか?

達山:デアゴスティーニさんとヴイストンさん(ロビのCPU開発会社)が協力して100体のロビを準備し、専用の大型運搬ケースに入れて運んでいます。精密機器なので、実はハンドキャリーで運んでいるんです。ロビ一体は約1kgなので、100体だと100kg。もちろん分割して運んでいますが・・・。




運搬後の100体のロビ。ロビの重さは約1kgなので、全部で100kg。運ぶだけでもかなり大変です。



ー 100Robiはどのようにして制御されているのでしょうか?

達山:一斉に開始の信号を受信できるように改造してあります。とは言え、中には微妙に動きのスピードが違う個体もいて、ロボットですが個性があるところも魅力だと思います。

ー ロビクラブにはご自身でカスタマイズされている方も多いですが、例えばそういったユーザーの方々が、もし100Robiのようなことを行おうとした場合、何に気をつけたら良いでしょうか?

達山:とにかくロビの迷子にはお気をつけください。100体のロビを集めると、他のユーザーさんのロビと間違って連れて帰ってしまうこともありそうですからね(笑)一斉に動かすときは当たり前ですが、周りのロビにぶつからないように気をつけてください。実は100ロビのテストの際も、隣のロビとぶつかって倒れてしまうことがありました。100体いるので、ヘタをするとドミノ倒しのようになってしまうことも考えられたので、しっかりとスペースを確保してから動かすことをおススメします。あとは、音声認識で動かすとすると、とにかく大きな声が必要ですかね(笑)




イベント開始前の様子。本番に備えてしっかりと充電しています。



ー 確かにそうですね(笑) ロビのユーザー会に参加した際には、皆さん衣装を着せていましたが、衣装なしでやってしまうと、どの子がご自身のロビかわからなくなってしまいそうです。最後に、これまでは「100Robi」を行ってこられましたが、何体くらいまでなら一斉に踊らせることができそうですか?

達山:技術的には何体でも可能だと思います。もし次やるとしたら「1,000Robi」とかでしょうか…。コンテンツとしての見せ方も100体のときと大きく変わってきそうですし、全く新しいチャレンジになりそうですね。1,000体となるとそれこそギネス級の記録も狙えそうなので、デアゴスティーニさんと高橋さんに軽く相談してみます。

ー是非「1,000ロビ」も見てみたいですが、かなり大変そうなこともわかりました。心の中でひっそり心待ちにしていたいと思います。 ありがとうございました!




皆様が参加されているファンユーザー会でも、可能な範囲でたくさんのロビを一緒に踊らせてみてはいかがでしょうか? ロビくんの新たな可愛さや可能性に触れるきっかけになるかもしれません。次回のWEBマガジンではロビと一緒にお出かけしてみようと思います。お楽しみに!